番組名 中国ドラマ「天命の子〜趙氏孤児」
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司馬遷の「式」にも登場し、2000年以上にわたり語り継がれてきた中国古典悲劇の名作が完全ドラマ化!感動のラスト!
春秋時代の悲劇をドラマチックに描いた壮絶な復讐劇


★司馬遷の「史記」をはじめ、中国の巨匠チェン・カイコー監督も映画化した不朽の名作“趙氏孤児”。日本でも宮城谷昌光が「孟夏の太陽」で小説化。
★忠か義か―男同士の命をかけた愛と復讐の物語
★主演ウー・ショウポー?スン・チュンの鬼気迫る頭脳戦!!
2013年中国ドラマ賞レースを総なめ!!

全45話  (中国CCTV 2013年)  

 
放送日時
番組内容
#1 「戦場の逆賊」
列国が覇権を争う春秋時代。この日も、晋と楚が激戦を繰り広げていた。晋の勝利は確実という戦況で、突然、晋の副将 卑南が味方の将軍を襲撃。指揮官を失った晋は一転して劣勢となった…。数刻後、楚で小さな医館を営む晋国出身の程嬰夫婦のもとに、瀕死の兵士が辿り着く。晋の将軍 趙克だ。戦場で謀反が起きたがゆえに惨敗したという重大な伝言を届けるために、程嬰は晋を目指して馬車を駆る。
#2 「宋香の救出」
命懸けで弟の遺言を届けてくれた程嬰の行動に感服し、卿大夫 趙朔は、楚に囚われた程嬰の妻 宋香の救出を、食客の公孫杵臼に依頼する。一方、謀反の首謀者である司寇 屠岸賈は、戦場からただ一人帰還した手下 卑南の口封じを企んだ。だが、寸でのところで趙朔がそれを阻止。仇の命を救った理由は、程嬰の伝言を聞き捨てた皇帝 景公の前で屠岸賈の悪事を証言させるためだった。それを知った屠岸賈は…。
#3 「さらわれた程嬰夫妻」
程嬰と宋香が屠岸賈にさらわれた。交換条件は卑南の生首だ。それを聞いた趙朔の側近たちは皆、卑南を生かして屠岸賈の悪事を暴くよう趙朔に進言するが、情に厚い趙朔は忠義者の程嬰を犠牲にできず苦悩していた。一方、身重の夫人が倒れたことで、屠岸賈の邸宅では騒ぎとなっていた。監禁されていた程嬰は、夫人の命を助ける代わりに宋香の釈放を要求。そして趙朔への伝言を妻に託し…。
#4 「苦渋の決断」
解放された宋香は、程嬰の願いとは真逆の行動をとった。自害を演じたうえ、見殺しにされようとしている夫の不幸を、趙朔の妻 荘姫の前で嘆いたのだ。荘姫は、自分と同じ身重の宋香に深く同情した。景公の実姉でもあり慈悲心と正義感に溢れた荘姫の言葉は重く、趙朔の苦渋の決断は揺らぐ。その頃、屠岸宅では2人の男が酒を酌み交わしていた。片や卑南の首、片や趙朔の参内の知らせを待ちながら。
#5 「練兵場の刺客」
練兵場で景公に向かって矢が放たれた。3人の刺客が逃走に使った抜け道が宮廷の車庫に通じていたことから、車庫の責任者である趙家の配下は自害に追い込まれ、趙朔にも嫌疑がかかる。この暗殺劇が趙朔を陥れる屠岸賈の策略だと察した公孫杵臼は、ある案を程嬰に持ちかけた。屠岸夫人に毒を盛って屠岸賈を脅し、毒消しと引き換えに逃げた刺客を差し出させようというのだ。それを聞いた程嬰は…。
#6 「不眠の治療」
景公は暗殺未遂の一件以来、不眠に悩んでいた。御典医もお手上げと聞いた荘姫は、程嬰に往診を依頼する。大切な姉の推薦とあっては町医者とはいえ追い返すわけにもいかず、景公はしぶしぶ診察を受けることに。襲われた場所で治療するという程嬰の言葉を訝しく思いながらも練兵場に着くと、程嬰は刺客が使った抜け道へと足を進めてゆく。一方、逃げた刺客を捕らえられない趙朔は窮地に立っていた。
#7 「捕らえた刺客」
側近 到満を誘拐し、屠岸賈に暗殺未遂の実行犯3人を差し出させた公孫杵臼の策は成功したかに思えた。刺客たちは約束の報酬を受け取っていないことから恨みを抱いており、屠岸賈が黒幕であることをあっさり白状する。あとは景公の前で証言させるだけだが、何かがおかしいと感じていた程嬰は、その違和感の正体を考えあぐねていた。そんな時、護衛付きの馬車に乗った屠岸賈夫妻が程嬰を訪ねてきた…。
#8 「戻った韓厥」
刺客たちに嘘の自白を強要したという濡れ衣と、韓厥が軍を統率する要職にありながら無断で姿を消したことによって、趙朔の立場はますます危うくなっていた。程嬰に呼び戻され、ようやく帰還した趙朔は、身に覚えのない数々の証拠を突きつけられ戸惑うばかり。そんな韓厥に景公は打ち首を命ずるが、それに異論を唱えたのは趙朔、そしてこの暗殺劇を仕組んだ本当の首謀者である屠岸賈だった…。
#9 「名誉挽回の機会」
秦国から打診された共同戦線の是非をあらゆる可能性から検討したのち、趙朔と韓厥はこの提案に賛同した。楚の属国である鄭をも巻き込み、晋と秦の二国で楚を落とす巧妙な策である。趙朔が元帥、謹慎していた韓厥が副将、屠岸賈は兵糧の輸送を命じられた。他国との協調と平和を望む荘姫は出征に反対するが、趙朔は楚との長き戦いに終止符を打てる好機と見ていた。だがここにも屠岸賈の企みが…。
#10 「飢饉発生」
屠岸夫人への往診の際、飢饉発生を知らせる上奏書を発見した程嬰は、屠岸賈の策略に気づいた。出征した趙朔を陥れるために、地方の緊急事態を伏せたまま、お救い米を兵糧として軍に持たせたのだ。楚へと向かう晋軍は飢饉に苦しむ地域に足を踏み入れ、そこで飢えた民の声を聞くであろう。慈悲深い趙朔が彼らの惨状を見れば、兵糧を放出ないわけにはいかない。だとすれば、秦との約束は果たせず…。
#11 「敵国の友」
楚の将軍が石言であることを知って、程嬰は公孫杵臼と
楚軍の野営地まで馬車を走らせた。かつての戦で命を救ってくれた程嬰との再会を心から喜んだ石言だったが、その恩人の頼みは、敵である晋へ兵糧を提供することだった。一方、独断で兵糧を放出した趙朔を死罪にすべく、景公は戦場へ勅使を遣わした。彼らを追うのは夫の命を守ろうとする荘姫の放った刺客、その後を更に屠岸賈の配下が…。
#12 「先手」
趙朔は罪人として帰国することになった。先に帰還した程嬰は、夫の命乞いをするため宮廷へと向かう荘姫を引き止め、ある提言をする。それは、景公の前で夫を罵り、降格と左遷を願い出るというものだ。それこそが趙朔の存在を脅威とする景公の心を鎮め、趙朔を命の危険から遠ざける唯一の策だった。だが、すでに秦の使者から停戦に対する感謝の意と趙朔を称賛する言葉を聞いていた景公は…。
#13 「屠岸府の内部」
虎符を返上した趙朔は兵権を失ったが、なおも義弟である景公を信じていた。業を煮やした公孫杵臼は屠岸賈の邸宅へ続く地下道を、暗殺目的で掘り進める。それを知った趙朔はすぐに中止し埋めるよう命じるも、公孫は聞く耳を持たない。程嬰はそんな公孫の目を覚まさせようとしていた。屠岸賈は地下道の存在を知っており、それを利用して趙朔を一気に窮地に追い込む策を持っていたのだ。
#14 「利用された地下道」
屠岸賈暗殺を諦めた公孫杵臼は、生まれてくる程嬰夫婦の赤子のために揺り籠を作っていた。それを見て程嬰は、自分たち夫婦の犠牲になった公孫の妻に思いを馳せ、次の子が男児であれば公孫に譲り渡すと約束する。その頃、屠岸賈は景公を邸宅に招いていた。楚国と趙朔が秘密裏に約定を結んでいるという密偵からの上奏書を景公に見せようとしたその時、庭に通じた地下道から刺客が飛び出し…。
#15 「無念の死」
景公の望みを叶えるため、屠岸賈は産気づいた自らの妻を残し、趙朔を訪ねて進言した。趙朔の死を目撃すれば荘姫は正気を失い、お腹の子にも障るだろう、ゆえに荘姫をすぐに参内させ宮中で出産させよと。将来、自分の好敵手になる遺児を失いたくないという。尋常でない事態に戦々恐々としていた韓厥と程嬰だが、この危機を回避できる可能性は無いに等しい。そんな時、宋香が産気づいたと知らせが…。
#16 「忘れ形見」
屠岸賈は景公に、趙朔の子 趙武が将来、その命を狙うだろうと予言した。愛する姉の子でもある趙武を庇護するのが、趙朔を殺したせめてもの罪滅ぼしだと考えていた景公は、屠岸賈の言葉に恐怖し、またもや翻意する。そして、後宮で休養していた何も知らない荘姫から趙武を引き離し、連れ出す。一方、趙朔の次は趙武の命が危ういと考えた程嬰は宮殿に向かい、荘姫に宛てた処方箋を預けるのだった…。
#17 「赤子を殺せ」
自らの息子 程大業と趙朔の遺児 趙武を連れて、公孫杵臼とともに韓厥の屋敷に逃げ込んだ程嬰夫妻。ところが趙朔の親友だったはずの韓厥は、関わり合いを拒否する。謀反の疑いをかけられて以来、軍功を積むことで少しずつ名誉を取り戻しつつあるのに、趙武を匿えば一族皆殺しになりかねないと。そして、公孫に罵られながらも韓厥は、趙武への気持ちとして金の入った包みを程嬰に手渡す…。
#18 「身代わり」
趙武を亡き者にして後顧の憂いを絶ちたい屠岸賈の指揮で、都中の赤子が殺されようとしていた。将来王位を狙う自分の息子にとって、趙武は邪魔者であり大きな脅威だからだ。程嬰と公孫杵臼は、この悲劇を打破する策を考えあぐねていた。公孫は身代わりになる赤子を探すが、我が子を売る親はいない。最初の赤子たちが殺されるのを目撃した程嬰の頭には、身を裂かれるよりも辛い唯一の選択が…。
#19 「剣士の最期」
程嬰と公孫杵臼は、捨て身の策を実行する。趙朔の霊位を祭った森の片隅で公孫が赤子を抱いて待っていると、兵たちの足音が迫った。趙武の居場所を密告した程嬰を罵りながら、抵抗する公孫。だが多勢に無勢、間もなく勝負はついた…。ようやく趙武を手に入れた屠岸賈は民の前に程嬰を引き出し、その行動を誉め称える。だが、それだけでは終わらなかった。非情にも程嬰に更なる試練を課したのだ…。
#20 「石言の来訪」
楚国の石言が晋にやってきた。趙一族を粛清し実質的な最高実力者となった屠岸賈に、楚王からの忠告を伝えるためだ。それは、謀反を促すものだった。楚が仕掛ける戦に勝利した後、凱旋の勢いに乗じて景公を追放せよと。一方、程嬰は、趙朔の遺児を殺して自らの子を守った不忠者と、民からそしりを受けるようになっていた。そんな程嬰の家に、帰国する石言が立ち寄り、楚への移住を勧める…。
#21 「趙朔の亡霊」
毎夜、趙朔の悪夢にうなされる景公のために、占い師が呼ばれることになった。荘姫は、長年面倒を見ている大祭師が弟の夢解きをすると聞き、それに乗じて息子を死なせた程嬰に復讐しようと思いつく。その頃、程嬰の家に刺客が襲来した。狙いは自分の命だと腹をくくった程嬰は、石言に真実を耳打ちして、妻と趙武を必ず楚に連れて帰ってほしいと懇願。石言は驚愕しながらも、2人の安全を約束する。
#22 「生けにえ」
風邪を患った景公を往診するよう命が下り、自らの運命を悟った程嬰は、怪我のため静養している石言に妻子を託し参内した。宮中で待ち構えていたのは韓厥だ。大祭師のお告げに従い、趙朔の怨霊を鎮めるために程嬰を煮立った油に投げ込む儀式を行うという。公孫杵臼を裏切って趙武を殺した程嬰を恨む韓厥は、それを心待ちにしていた。だがその時、屠岸賈が景公に秦軍の急な動きを知らせる…。
#23 「兵法書」
復讐に燃える荘姫から家族を守るため、石言と共に楚国へ移住することを決意した程嬰は、趙朔の右腕だった韓厥に「六韜」を贈る。秦軍の主将 名韜が好んだ兵法書だ。晋を負けさせたくない一心で手渡したものだったが、程嬰を裏切り者と信じてやまない韓厥は、そこに落とし穴があると勘ぐった。その頃、屠岸賈の食客である到満が、程嬰が逃亡するという情報と宝石を携え、荘姫を訪れていた。
#24 「楚国へ」
独断で荘姫を訪ねたことが屠岸賈の逆鱗に触れ、叱責された到満は、反論したのちに屠岸邸を出て行ってしまう。一方荘姫は、夫と息子を死に追いやった弟の景公を窮地に陥れたいがために、秦国の使者 離楼と密かに逢っていた。晋軍の情報を求める離楼に対して、荘姫はある交換条件を出す。それは、憎き程嬰の首だった。傷が癒えていない石言と共に妻子を伴って楚国へと急いでいた程嬰に刺客が襲いかかる。
#25 「脱出失敗」
離楼が放った追っ手は、程嬰の首の代わりに宋香と赤子をさらって荘姫のもとへ運んだ。それを知った程嬰は都へと戻ることにし、その後の生活は屠岸賈を頼る覚悟をした。妻子を危険から遠ざけ、なにより無事に趙武を育てねばならない。程嬰と別れた石言は、楚に帰国する前に晋軍の野営地へと赴き韓厥を説得しようと試みるが、石言と程嬰が裏で秦国と通じていると思い込んだ韓厥は…。
#26 「仇敵の庇護」
荘姫の前に姿を見せた程嬰は、自らの命と引き換えに妻子の釈放を懇願した。そして、自分の死後は大業を楚国の石言に預けてほしいと。怒りを露にする荘姫だったが、彼女の弱点を知っていた程嬰は自らを傷つけることで妻子の監禁場所を聞き出し、屠岸賈に2人の救出を委ねることに。一方、行方不明になっていた病気療養中の韓厥の部下は、荘姫の手引きによって秦国の離楼の手に渡っていた。
#27 「晋軍の大敗」
程嬰が屠岸邸に滞在し始めると同時に、到満が屠岸賈に詫びを入れて戻って来た。罰として厨房係に回されたのを幸いと、到満は早速、程嬰に毒入りの汁物を飲ませようと画策するが、その企みはあっさり露呈し、厨房で働かせるのは危険との判断から、結局は以前同様、屠岸賈の側近に返り咲く。だが、程嬰への殺意は消えていなかった。そして間もなく、名韜に奇襲をかけられた晋軍が全滅したと知らせが。
#28 「秦国から来た名医」
5歳になる大業がまだ喋れないことが、程嬰夫婦の目下の悩みだ。大業を馬鹿にした到満に、程嬰は思わず手を上げてしまった。同情した屠岸賈は、晋にやって来ている秦国の名医 医緩の診察を勧める。程嬰が趙武を殺めた話は諸国に広まっており、趙朔は医緩の恩人でもあったが、子供に罪はないと治療を承諾。だが、引き換えに趙朔の形見の品を持参せよと言う。程嬰は夜中に屠岸賈の書斎へ忍び込み…。
#29 「19年後の疑惑」
血で赤く染まっていた井戸水は、郤克の自害とともに元に戻った。巫師のお告げは正しかったと民が歓喜に沸くなか、程嬰だけは地団駄を踏んでいた。すべては政敵を葬るために屠岸賈が仕組んだ茶番なのだと----。更に月日が過ぎ、忌まわしい趙一族皆殺し事件から19年。屠岸無姜とともに逞しく成長した大業を、到満は訝しんで見ていた。大業の物腰や身のこなしが趙朔を思い出させるというのだ…。
#30 「出征志願」
名韜率いる秦国20万の兵が国境に迫っていた。19年前の大敗以来、名韜の戦法を研究し尽くしていた韓厥に、景公は虎符を授ける。大業と無姜は共に初めての戦に出ることを熱望するが、2人の父親は韓厥にとって不倶戴天の仇。そして、戦という名目がある以上、韓厥が密かに2人を殺すことも可能だ。屠岸賈は自らの立場から許可せざるを得ず、程嬰はあの手この手で大業の出兵を阻止しようとするが…。
#31 「土下座」
大業の出征を阻みたい程嬰は、無姜を案ずる到満に相談を持ちかけた。そして、韓厥以外の者に主将を交代させる策を伝える。それに乗った到満は景公に拝謁し、屠岸賈に恨みを持つ韓厥のもとでは無姜が殺されるやもしれず、そうなれば晋に内乱が起きかねないと示唆する。だが参内した屠岸賈は、韓厥の交代を望まず、無姜も出征させると断言。仕方なく程嬰は19年ぶりに韓厥に会うことに…。
#32 「父の隠し事」
戦に出たいと直訴する大業を拒んだうえ、韓厥は程嬰を侮辱する雑言を吐いた。憤慨した大業は、韓厥に剣を向けて逆に負傷してしまう。「趙家の仇」と罵られるような過去があったのか程嬰に問いただすとはぐらかされ、隠し事があることを確信するのだった。そんな時、屠岸賈が大業を呼びつけた。怪我した体に灸を据えるという屠岸賈の真の目的は、本物の大業にあるはずのあざを探すことだった。
#33 「回復した宋香」
楚国から程嬰を頼ってやって来た石言の娘 湘霊。大業は彼女とともに趙氏の系譜や功績を調べ始め、趙朔にまで到達する。程嬰が19年間、大業の耳に入れぬよう心を砕いてきた忌まわしい事件について知るのも時間の問題だ。あれ以来、正気を失っていた宋香は、劇薬での治療によってようやく完治するが、大業の正体を隠し通すためにも病人を装い続けることに。ところが、目ざとい到満は疑いを持ち…。
#34 「母と息子」
大業は趙朔の屋敷跡地で偶然出会った荘姫から、19年前の趙氏にまつわる事件と程嬰の赤子殺しについて聞かされる。急ぎ屠岸賈に会って真偽を確かめると、その答えは無言の肯定だった。自分と無姜に仁愛や清い心を叩き込んでくれていた父親の過去の所業に大きな衝撃を受け、程嬰本人にその怒りと失望をぶつける。罵られた程嬰は、正しく勇敢に育った大業を感慨深い思いで見つめるのだった…。
#35 「盲目の講釈師」
晋国に滞在している秦国の使者 離楼が、程嬰に屠岸賈の暗殺を持ちかけた。景公からの依頼だという。成功したら、趙朔の濡れ衣を晴らすという条件だ。一方、父親に失望して家を飛び出した大業は、ある宿屋で盲目の講釈師と出くわす。その老人が客の前で話し始めたのは、禁令にふれる趙朔の物語だった。屠岸賈の趙一族300人殺害、趙朔の遺児と程嬰の裏切り、と話を進めた時、官軍が乱入し…。
#36 「名の由来」
宋香の回復を確信した屠岸賈と到満は、大業が趙朔の遺児であるという疑いを濃くした。一方、大業が書いた何十もの竹簡を持ち帰った荘姫は、それらを調べるうちに「大業」が趙氏の始祖の名であることを知る。なぜ程嬰は自分の子にその名を付けたのか。奇妙な符合に胸騒ぎを覚える荘姫だった。間もなく、秦との戦で韓厥率いる晋が大勝した。屠岸賈は、凱旋した息子から聞く武功の数々に目を細め…。
#37 「疑惑の出自」
草児の講釈を聞いた誰もが、取り替えられた赤子は趙朔と屠岸賈の息子だと推測し、無姜本人も己の出自を疑い始めた。そして、大業とともに真相を確かめるべく当時のことを知るという医者を訪ねることに。若い娘の講釈師の噂を聞いた到満は一連の出来事がすべて程嬰の策略ではないかと疑い、屠岸賈に警戒を促す。一方、宋香は記憶を取り戻して以来、悲しみと空しさに苦しんでいた…。
#38 「見えてきた真相」
自らの出生について調べ始めた無姜の頭には、父親に対する疑惑が膨らんでいた。家に帰らない息子を連れ戻すよう屠岸賈に命じられ、程嬰は、草児が出没する宿屋にやって来る。無姜を見つけると、父親への疑いが正しいものかどうかを問い、無姜たちが生まれた日に死んだ、屠岸賈の執事についての調査を勧めた。その頃、趙朔の邸宅の跡地では荘姫と韓厥が、ある可能性について話をしていた…。
#39 「執訊令」
屠岸賈より執訊令の役職を命じられた大業は、次々と関係者に審問する。その結果、趙朔が他人のために奔走する義に厚い人徳者だったことや、未だに誰もが趙朔の死を悼んでいることが浮き彫りに。宮中では景公が、真正面から自分に審問した勇ましい青年の経歴書を見ていた。それが程嬰の息子だと知って、更に興味を抱く。その様子を見た韓厥が、大業の書いた竹簡の存在を伝えるのだった。
#40 「医緩の見立て」
屠岸賈に罪を着せようと、自らを刀で刺し致命傷を負った草児。程嬰も匙を投げ、無姜が最期を看取ろうとしたところに、秦国の名医 医緩が飛び込んできた。思わぬ偶然だと喜ぶや否や、あることに気づいた程嬰は宋香のところに走り、すぐに韓厥の屋敷に行って隠れるよう命じる。そうすれば大業が助かると。その頃、景公は参内させた大業が話す今後の戦についての考察に、感心しながら耳を傾けていた。
#41 「露呈した真実」
無姜は、草児が屠岸賈の娘であり、屠岸賈が邪魔な彼女を殺そうとしたという話を信じていた。その誤解が、19年前の赤子取り替えの逸話に信憑性を与えることになった。愛する一人息子に責め立てられても、誤解を解く術は屠岸賈にはない。そんな時、程嬰が屠岸邸からさらわれた。目が覚めると趙朔の邸宅の跡地で縛られており、荘姫の怒りに震える声が鳴り響く。今日こそ19年前の恨みを晴らすと…。
#42 「趙朔の子 趙武」
夜更けに酒を携えた屠岸賈が程嬰の居所にやって来た。神妙な面持ちの屠岸賈に程嬰は、終わりが近づいていることを悟らせようとするが、屠岸賈は頑として受け入れない。一方、大業は、到満と刺客たちの裏をかいて離楼の宿に忍び込む。屠岸賈の策略を知らされた離楼は大業に協力することを承諾し、秦国の使者という立場を利用して密かに大業を参内させた。現われた大業に、景公が名を問う…。
#43 「景公の悔恨」
約束通り宮殿に戻った趙武には、死罪の道しか残されていなかった。だが、荘姫が待ったをかける。この者は趙武ではないと訴えることで、景公に言い訳を与えたのだ。何もかも理解したうえで景公は、それを受諾。趙武は大業として放免されることとなった…。数刻後、荘姫は礼を伝えるため再び景公を訪れるが、屠岸賈が都を封鎖したことで、晋国は一触即発の状況に。景公も自らの進退を考え始めた。
#44 「屠岸賈 失脚」
屠岸賈に恐れをなした景公は亡命を決め、長年最も近くで仕えた大監 冉白をただ1人伴って馬車で魯国へ向かった。だが、晋国を出ないうちに無姜の馬車に追いつかれ、冉白までもが屠岸賈の手下だったことを知る。趙朔殺害を詫びる言葉を荘姫に遺して死を覚悟した時、無姜の馬車から韓厥と趙武が現れた…。その頃、無姜の令牌によって都に戻された韓厥の兵たちが、屠岸邸の周囲を固めていた。
#45 「程嬰の始末」
司寇に任ぜられたにも関わらず、趙武は、実の父と一族を死に追いやった屠岸賈への私刑を拒んだ。屠岸賈を心底憎む韓厥は、正当に審議したいという趙武の冷静さが理解できず、育ての親である程嬰にも怒りをぶつける。無姜は屠岸賈の命乞いをし、荘姫からは屠岸賈の首を取れと命じられ、趙武は悩んだ末に程嬰の助言を求める。程嬰は長年そうしてきたように、我が子を進むべき道へと導くのだった…。

番組表カレンダー

蜑埼ア 16 17 18 19 20 21 22
莉企ア 23 24 25 26 27 28 29
谺。騾ア 30 31 01 02 03 04 05